定期船と不定期船の違いとは
海上輸送に使われる船は、運航の形態によって定期船と不定期船に分けられます。この違いを理解しておくと、輸送スケジュールの見通しを立てやすくなります。
定期船とは
定期船は、あらかじめ決められた航路・スケジュールに沿って、荷物の有無にかかわらず定期的に運航される船です。コンテナ船やRORO船・フェリーの多くはこの定期船にあたり、荷主は公表されている運航スケジュールに合わせて発送日を計画できます。
不定期船とは
不定期船は、決まった航路・スケジュールを持たず、荷主の依頼や貨物の発生状況に応じてその都度航路を決めて運航する船です。石炭や鉄鉱石、穀物などのばら積み貨物を輸送するばら積み船は、不定期船として運航されるのが一般的です。
なぜ運航形態が分かれているのか
定期船は、多数の荷主の少量ずつの貨物を効率よく集めて運ぶことに向いた仕組みです。一方、不定期船は特定の荷主のまとまった量の貨物を、決まった相手・タイミングで運ぶのに向いています。運ぶ貨物の性質(小口・多頻度か、大口・不定期か)によって、適した運航形態が自然と分かれてきた結果と言えます。
沖縄航路は定期船が中心
本土-沖縄間の航路は、コンテナ船・RORO船・フェリーによる定期船が中心です。荷主は運航会社が公表しているスケジュールをもとに発送日を計画でき、個人が海上輸送を依頼する際の見積もり依頼の仕方でも触れているとおり、希望日程を業者に伝えて空き状況を確認する形で手配を進めます。