BAFはどう決まる?運賃への反映の仕組み
BAF(Bunker Adjustment Factor、燃料油価格変動調整金)は、用語集でも解説しているとおり、燃料価格の変動を運賃に反映させるための調整金です。ここではBAFがどのような仕組みで決まるのかを解説します。
BAFのおさらい
船舶は燃料(バンカー)費の変動が運航コストに直結します。基本運賃を燃料価格の変動のたびに改定するのは煩雑なため、多くの航路では基本運賃とは別に、燃料価格の変動分を調整するBAFという項目を設けています。
BAFは何をもとに決まるのか
BAFは、燃料油の市況価格をもとに、各船会社・輸送業者が定める計算方法に応じて算出されます。具体的な算出方法や料率は業者によって異なるため、一律の基準があるわけではなく、それぞれの公表資料や見積もり時の案内で確認する必要があります。沖縄と本土の物流コストが高いのはなぜかで解説しているとおり、海上輸送区間を含む沖縄向け輸送は、燃料市況の影響をより受けやすい料金構造になっています。
見直しの頻度
BAFは、燃料価格の変動に応じて定期的に見直されるのが一般的です。見直しの頻度(四半期ごとなど)は業者によって異なるため、継続的に輸送を依頼している場合は、いつの時点のBAFが適用されるのかを事前に確認しておくと、請求額の見通しを立てやすくなります。
当社のBAFを確認する方法
当社が適用しているBAFの料率は、BAF計算ツールで確認できます。運ぶ貨物の温度区分(常温・冷凍冷蔵)や航路を選択し、換算トン数を入力すると、その区間に適用されるBAF金額の目安を算出できます。基本運賃は含まれないため、運賃総額の見積もりが必要な場合は見積もり依頼の際にあわせてご確認ください。