重量物・長尺物の輸送方法とは
機械設備や鋼材、木材など、規格コンテナの扉の大きさや内容積に収まらない重量物・長尺物を運びたい場合、通常のドライコンテナとは異なる輸送方法が必要になります。
なぜ特別な輸送方法が必要なのか
ドライコンテナは扉からの積み込みを前提とした構造のため、扉の開口部より大きい貨物や、コンテナの重量制限(詳しくはコンテナの重量制限とは?を参照)を超える重量の貨物は、そのままでは積み込めません。こうした貨物には、上部や側面が開放された専用の機材が使われます。
フラットラックコンテナを使う方法
コンテナ・トレーラーのサイズとは?で解説しているフラットラックコンテナは、側面・天井の壁がなく床と両端の妻壁のみで構成されており、クレーンで上から積み込むことができます。幅や高さが規格コンテナに収まらない機械・鋼材などの輸送に向いています。
トレーラーを使う方法
さらに大型・長尺な貨物は、コンテナではなくトレーラーの荷台に直接積載して運ぶ方法が使われることもあります。荷台の構造(平床型・ウイング型など)は貨物の形状に応じて選ばれ、必要に応じてロープやチェーンで固定して輸送されます。
依頼時に伝えておきたい情報
重量物・長尺物の輸送を依頼する際は、次の情報を業者にできるだけ正確に伝えることが重要です。
- 貨物の寸法(長さ・幅・高さ)
- 総重量
- 形状(分解可能かどうか、突起物の有無など)
これらの情報が不正確だと、当日になって積み込めない、追加の機材が必要になるといった事態が起こりえます。事前の情報共有が、スムーズな輸送の前提になります。