車両輸送中の事故・破損は保険で補償される?
車をフェリー・RORO船で輸送してもらっている間に、万が一傷や破損が生じた場合、補償されるのかどうかは依頼前に気になるポイントです。ここでは一般的な考え方と、依頼前に確認しておきたい点を整理します。
輸送中の事故・破損は補償の対象になるか
輸送業者に車両を預けている間(積み込みから受け渡しまで)に生じた事故・破損は、業者側が加入する賠償責任保険の対象になるのが一般的です。ただし、補償の範囲・上限額・免責事項は業者や保険契約によって異なるため、「必ず全額補償される」と一律には言えません。
一般的に適用されるのは輸送業者側の保険
車両輸送業者や船会社は、預かった貨物(車両)に対する賠償責任保険に加入しているのが通常です。輸送中に業者側の過失で傷・破損が生じた場合は、この保険を通じて補償を受けられるケースが多くあります。一方で、既存の傷や自然災害など、業者の過失によらない損傷は対象外となる場合があります。
自分の任意保険との関係
自分が加入している自動車保険(任意保険)は、基本的に自分が運転している間の事故を想定した契約です。第三者である輸送業者に運搬を委託している間の損傷まで補償されるかどうかは契約内容によって異なるため、心配な場合は加入している保険会社に事前に確認しておくと安心です。
依頼前に確認しておきたいポイント
車両輸送を依頼する前に、次の点を確認しておくとトラブルを避けやすくなります。
- 輸送業者が加入している賠償責任保険の補償範囲・上限額
- 免責事項(補償されないケース)の有無
- 万が一の際の連絡・申請手続きの流れ
- 出発前に車両の傷・へこみなど既存の損傷箇所を写真等で記録しておくこと
既存の損傷を記録しておくことは、輸送前後で状態を比較する際にも重要です。